第20回北丹沢12時間山岳耐久レース(以下、キタタン)参戦記 ~大会レポPart6~

第20回北丹沢12時間山岳耐久レース(以下、キタタン) 参戦記 ~レポPart6~ ★レース後と持ち物評価

1.風呂に入れる

ゴールしたのは16時15分ごろ。

戦前の予想では17時半~18時だったので、 あまりにも遅ければ風呂に入らずにそのままバスに乗っちゃおうかと思っていた。

ちょっと用事があってね。。

ただ、思ったより速かったので、風呂に入っても17時のバスには間に合うな。

まずは、

  テニスコートに行って荷物を受け取って、

  給食のうどんをもらい、

  足湯で足を洗う

完走証はない。

ほしければ自分でRUNNETで作成してダウンロードする。

写真が貼れるからいいと言えばいいが。。

風呂はタダ

参加賞の1つに入浴券がある

それもあって入らなきゃ損かなと

足湯で足を洗うのはマナーですね

ビーサンを持ってきたのは正解だった

2.持ち物評価

概してOK

忘れ物はあったが、何ともならないわけでもなかった。

余分もあったが、結果がまあまあだったからよしとしよう。

来年は多少減らせるかも。

※実際に走っている間背負っていたリュックの中身

<食糧>

おにぎり2個 × 食べず

バナナ2本 × 食べず

羊かん1.5本(0.5本×3) ○ 0.5本食べた

⇒おにぎりは1個でいいかな。
 朝食でトリプルスリーを完食していればそれほど空腹にならない。
 神の川園地でクリームパンもらえるし。
 バナナも神の川ヒュッテに丸ごと(切ってない状態で)あるので、スタート時には不要
 羊かんも1本でいいか

<飲み物>

ポカリ250ml×2 ○ 1本飲んだ

炭酸水500ml×1 ○ 飲まず

空のペットボトル500ml×2 ◎ 神の川園地で給水し、1本飲んだ

空のペットボトル280ml×1 ◎ 神の川園地で給水し、飲んだ

空のペットボトル210ml×1 × 神の川園地で給水したが、飲まず

空のペットボトル200ml×1 × 神の川園地で給水したが、飲まず

⇒一番重量に影響するのがこれ
 2.7リットル満タンにして神の川園地を後にしたが、結局飲んだのは1リットルのみ(250+500+280)
 今後は気温しだいだが、神の川園地から4時間弱で1リットルにする勇気はないな

<補助食>

塩レモンあめ ○ 少々食べた

塩レモンゼリー ○ 1個食べた

かき氷グミ ○ 少々食べた

氷砂糖 ○ 少々食べた

⇒それほどの重さでなく、負荷にならないが、量は減らしてもいいかも

<その他>

かゆみ止め △ 使用せず

トイレットペーパー △ 使用せず

替えのTシャツ △ 使用せず

ひんやりシート ○ 1枚使った

手袋 △ 使用せず

ごみ袋 △ 使用せず

ばんそうこう △ 使用せず

⇒使わなくても必要なものなので、引き続き持って走る

 

※走っている間は不要で、手荷物として預けたリュックの中身

ビーチサンダル ◎ 必須

おにぎり1個 × 食べず

水500ml × 飲まず

茶500ml ◎ 行きの道中で飲みきり、空のペットボトルを背負った

タオル2枚 ◎ バスタオル代わりにした ⇒背負うわけではないので、別にあっても  

 

バスタオル

替えのパンツ

替えの靴下

3.意地でも座る

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第20回北丹沢12時間山岳耐久レース(以下、キタタン)参戦記 ~大会レポPart5~

第20回北丹沢12時間山岳耐久レース(以下、キタタン) 参戦記 ~レポPart5~

★姫次からゴールまで(35.24km~44.24km)

<div style=”border: 5px solid #3cb371; padding: 10px; background: #00ff7f;”>
<p>  <a href=”#repo_part5_section1″>1.やはり今年もコーラなし</a></p>
<p>  <a href=”#repo_part5_section2″>2.姫次を過ぎても上りあり</a></p>
<p>  <a href=”#repo_part5_section3″>3.スタッフさんに感謝</a></p>
<p>  <a href=”#repo_part5_section4″>4.ちょっとしたホラー</a></p>
<p>  <a href=”#repo_part5_section5″>5.ショートカットしたくない</a></p>
</div>

<h3>■<a id=”repo_part5_section1″></a>1.やはり今年もコーラなし</h3>

昔は姫次でコーラが振る舞われたらしい

それを期待してか、袖平山から姫次までは「コーラ!コーラ!」の大合唱だったとか

ところがある年から急になくなった

なくなった年では、期待を裏切られたランナーがふて寝をする事態にまで陥ったようだ

まあね、炭酸、飲みたいよね

気持ちはわかる

だから背負っていたよ、自分は

飲まなかったけど

何度も言いますが、このキタタン、

  距離はフルマラソン以上

  高さはスカイツリー3つ分

  制限時間12時間

という過酷なレースにもかかわらず、公式給水所はわずか5か所

しかもそのうち2か所は行きと帰りの平丸(1.2km地点と42.9km地点)なので、実質3か所

ここ姫次にも給水所はあるが、あくまで山岳ボランティア(おそらく神奈川大学山岳部)の善意で成り立っている。

これも想像でしかないが、姫次で提供される水は、彼らが背負って登ってくるはず

1人分200mlとして、1000人分で200リットル

10人が手分けしたとしても1人20kg

亀仙人じゃないんだから。。

それも他人にくれてやる分なので、自分の分も含めるとそれ以上だろう

どこから登るかも定かでないが、大変な思いをして登ってきて、全員が姫次を後にするまで何時間も居続ける

そんなありがたい水なので、1滴たりとも無駄にはできず、まして

  コーラがない フンッ(。-`へ´-。)

と言ってふて腐れるのはとんだお門違いである

<h3>■<a id=”repo_part5_section2″></a>2.姫次を過ぎても上りあり</h3>

姫次では11分ものんびりしてしまった

まあ、いまさら焦ってもね

どうせ完走は確実だし

ここまで頑張ってきたからせめて姫次でぐらい

姫次をあとにしたのは15時ちょっと前

スタートから7時間54分が経過

ゴールまでは残り9キロちょうど

下りだし、もしかしたら9時間・・

とも思わなくはない

と思っていたらいきなり上り

(・´з`・)ぷぅー

もう上りはないって言ったのに

「登り」ではなく「上り」だけど、もう足残ってないよ。。

とりあえず平丸分岐まで4km

30分ぐらいかな

この道は地図で見るとほぼまっすぐだし、山道ではなくもっと開けてて、両サイド景色がいい馬の背のようなところをず
っと走るようなイメージを持ってた。

全然違ったね

確かに道は広い

これまでのような「おひとりさま用」ってわけでなく、割と広い

十分に追い抜き可能

でも暗い

陽は入らない

上っていたけどすぐ下りになって

意外といける

これまで
35キロ、8時間ぐらいたってるのに

こんなに足が動くとは

この道は地図上、いくつかわかりやすそうな目印があったから、あらかじめ距離と標高を調べておいた。

  姫次 35.2km 1433M

  八丁坂の頭 36.5km 1336M

  黍殻山避難小屋 37.5km 1210M

  大平分岐 38.0km 1197M

  平丸分岐 39.2km 1200M

あくまでも定点比較だが、前半がっと標高が下がって、後半平坦なのがわかる。

ただ、完全に下り一辺倒というわけではなく、所々上りはあった。

とはいっても、標高差というほどではなく、ちょっとペースが落ちる程度。

無理せず歩くほどでもないけど、

  姫次を過ぎたら上りはない

というのはウソ
 
  姫次を過ぎたら「登る」ほどの坂はない

であればうなずける。

ここまでの記録

場所 距離 目標 実績
平丸 1.2km ※1 12″00 13″40
分岐右折 2.26km 37″00 38″09
ロード開始 2.9km 46″00 48″15
神の川キャンプ場 8.34km 1’19″00 1’17″15
立石建設 11.19km 1’40″00 1’34″59
鐘撞山 12.59km 2’21″00 2’12″39
県境尾根分岐 15.09km 3’10″00 2’54″20
神の川ヒュッテ 18.59km 4’00″00 3’31″14
日陰沢源頭 20.89km 5’05″00 4’21″14
神の川園地 29.42km 5’59″00 5’31″33
風巻の頭 31.80km 7’15″00 6’28″11
袖平山 34.53km 8’25″00 7’34″15
姫次 35.24km 8’40″00 7’42″40
平丸分岐 39.24km 9’20″00 8’26″19

※1)実際は1.8kmぐらいだと思う

 

姫次から平丸分岐は下りベースの4kmだったが32分弱かかった。

上の表では44分かかったように見えるが、姫次滞在の12分が含まれている。

結構走れたつもりだったけど、やっぱりキロ8分ぐらいはかかるか。

<h3>■<a id=”repo_part5_section3″></a>3.スタッフさんに感謝</h3>

結局目印をいくつか見つけてはいたが、

わかりやすかったのは「八丁坂の頭」ぐらい。

「黍殻山避難小屋」もあるにはあったが、

右側に小屋が並んでるなあ、ぐらいなので、

ストップウォッチを止めて時間を測ろうというような場所ではなかった。

ま、参考程度だね。

そんな感じだったから平丸分岐でちゃんと曲がれるか不安だった。

ちょうど前方にだれも見えなかったから、もしかして通り過ぎた?

と思ったけど、さすがに左折ポイントにはスタッフがいてくれた。

感動するね

標高1200Mまで登ったわけでしょ

しかも何時間も立ったままで、ひたすら

  \_(・ω・`) コチラデス

って指南するだけ

給水所の人たちは多分車で移動できたと思う。

あ、公式のね

姫次は除く

神の川ヒュッテと神の川園地は、おそらく車両通行できる場所だから、

水を背負うどころか、歩くことも必要ないと思う

逆そういう場所を給水所にしたんだろうな

ただ、それ以外の、随所に立ってくれていたスタッフ

思い出せる範囲で言うと

  鐘撞山に2~3人

  県境尾根分岐に2人

  日蔭沢源頭に2人

  風巻の頭にはいなかったな

  袖平山にもいなかったと思う

  姫次はけっこういた

  平丸分岐に2人

この人たちは、

  誰よりも早くそこまで登って

  誰よりも遅くそこを後にする

はあ~

頭が下がりますわ <(_ _*)>

あの方たちがいたからこそ誰もコースを間違えることなく、

無事ゴールすることができたわけだ。

巷のロードレースのスタッフも大変だけど、

キタタンはスタッフにとっても挑戦的な場所だな。

<h3>■<a id=”repo_part5_section4″></a>4.ちょっとしたホラー</h3>

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第20回北丹沢12時間山岳耐久レース(以下、キタタン)参戦記 ~大会レポPart4~

第20回北丹沢12時間山岳耐久レース(以下、キタタン) 参戦記 ~レポPart4~

★第二関門から姫次まで(29.42km~35.24km)

1.ラスボス恐るべし

さあ、ついに最終ステージ!

姫次までの最後の登り

  距離 5.8km

  高低差 823M

高低差だけを言えば立石建設からの「ボス」と変わらない。

ただ、距離が長い。

その分傾斜が緩やかともいえるが、またしても落とし穴が。。

 1  立石建設~鐘撞山~県境尾根分岐
 距離3.9km  高低差780M
 2  神の川ヒュッテ~日陰沢源頭
 距離2.3km  高低差420M
 3  神の川園地~風巻の頭~袖平山~姫次
 距離5.8km  高低差823M

 

まずは、31.8km地点の風巻の頭までの前半戦。

  距離 2.4km

  高低差 467M

1kmあたりの高低差が200M弱。

ピンとこないな。。

厳しいということはわかるけど。。。

  10M先に2Mの人間が立っていたとして、
  自分の足元からその人の頭までの勾配
  それが2.4kmつづく(平均で)

歩くのがやっとだというのがわかっていただけるかな。

でもトップランナーは、こんな道でも走って登るんだろうな。

一度見てみたい気もする。

想像を絶する光景だろうな。

参考までに、単純に計算したこれまでの登山道との比較

  区間 区間
距離
高さ 1km
あたり
所要時間
 1 立石建設~鐘撞山 1.4km 400M 288M 34分
 2 鐘撞山~県境尾根分岐 2.5km 380M 152M 41分
 3 神の川ヒュッテ~日陰沢源頭 2.3km 420M 183M 41分
 4 神の川園地~風巻の頭 2.4km 467M 196M  

やっぱり総合的にみて最も厳しいな。

距離は2と変わらないけど高さがある。

1kmあたりの高さは1には遠く及ばないが、その代わり距離が2倍弱。

「中ボス」と言われている3に対しては、距離も高さも上回っている。

これでも「対ラスボスの前半戦」にすぎない。

しかも30キロ、時間にして5時間半をすぎてからの挑戦。

疲労を考えると1時間かかるかもね。

それでもゴールまでの制限時間は6時間半あるので、完走はほぼ確実。

よほど滑落でもしない限り。

ここまでの記録

場所 距離 目標 実績
平丸 1.2km ※1 12″00 13″40
分岐右折 2.26km 37″00 38″09
ロード開始 2.9km 46″00 48″15
神の川キャンプ場 8.34km 1’19″00 1’17″15
立石建設 11.19km 1’40″00 1’34″59
鐘撞山 12.59km 2’21″00 2’12″39
県境尾根分岐 15.09km 3’10″00 2’54″20
神の川ヒュッテ 18.59km 4’00″00 3’31″14
日陰沢源頭 20.89km 5’05″00 4’21″14
神の川園地 29.42km 5’59″00 5’31″33
風巻の頭 31.80km 7’15″00 6’28″11

※1)実際は1.8kmぐらいだと思う

第二関門すぎてから風巻の頭までは56分台

1時間切れればまあまあかな

しかし、2キロちょっとに1時間弱かかるか

時速2キロ

まあ、「登山」だからね

相変わらず距離表示なんて言うのはなく、

ここはどこで

どれだけ登ってきて

いったいいつ着くのか

なんていうことは一切わからず

自分が見積もった1時間という時間を信じて

1時間たったら終了

と見切るしかない

<h3>■<a id=”repo_part4_section2″></a>2.視界良好</h3>

風巻の頭にはちょっとしたテーブルとイスがある

といっても何人も休憩できるわけではなく

まして店なんていうものはかけらもない

当初5分ぐらい休憩するつもりで見積もっていたが、

特に落ち着けるわけでもなく給水所があるわけでもないので、

そのまま続行することに

というのも、この先しばらく平地や下りがあるという気がしていた。
独自の事前調査によると、

  風巻の頭 31.8km 1077M

  その先の岩場 32.7km 1030M

といったん標高が下がっている。

大会パンフレットの高低図をみても、たしかに風巻の頭すぎにいったん下がったような感じになってる

下りや平地で距離が稼げるのはいいが、下がった分余計に上がらなければいけないので、心境複雑。。

そういう細かいアップダウンは置いといて、上のキタタン登り一覧にこの「対ラスボス後半戦」を追加
すると、

  1.立石建設~鐘撞山 1.4km 400M 288M 34分
  2.鐘撞山~県境尾根分岐 2.5km 380M 152M 41分
  3.神の川ヒュッテ~日陰沢源頭 2.3km 420M 183M 41分
  4.神の川園地~風巻の頭 2.4km 467M 196M 56分
  5.風巻の頭~袖平山 2.7km 355M 130M 

ちなみに「風巻の頭~姫次」としないで「風巻の頭~袖平山」としたのは、袖平山と姫次は標高がほぼ
同じで、袖平山まで登れば実質登りきったようなものと判断したため。

距離はやはり最長

4と5を合わせると5キロ超

神の川園地から姫次まででいうと5.8キロ

やはり手ごわい。。

ただ、5は高さはそれほどでもない

1キロあたりの高さにしても他を圧倒するほどではない

ように思える

のが

罠、わな、ワナ

これは、上にも書いたように、

風巻の頭から数百メートルに渡りいったん下がっているので、

その反動で登り部分は、やはり1キロあたり200Mぐらいにはなる

はっきり言ってきつかった

ただ、袖平山のちょっと手前に視界が開けているところがある。

(写真)

あいにくちょっと曇っていたので、過去のブログで見たような絶景とはいかなかったが、まあそれなり
に疲れた体を癒してくれる。

そしていよいよ袖平山へ。

実質完登。

ここまでの記録

場所 距離 目標 実績
平丸 1.2km ※1 12″00 13″40
分岐右折 2.26km 37″00 38″09
ロード開始 2.9km 46″00 48″15
神の川キャンプ場 8.34km 1’19″00 1’17″15
立石建設 11.19km 1’40″00 1’34″59
鐘撞山 12.59km 2’21″00 2’12″39
県境尾根分岐 15.09km 3’10″00 2’54″20
神の川ヒュッテ 18.59km 4’00″00 3’31″14
日陰沢源頭 20.89km 5’05″00 4’21″14
神の川園地 29.42km 5’59″00 5’31″33
風巻の頭 31.80km 7’15″00 6’28″11
袖平山 34.53km 8’25″00 7’34″15

※1)実際は1.8kmぐらいだと思う

風巻の頭からはやっぱり1時間かかったか。

距離・高さからして「鐘撞山~県境尾根分岐(41分)」と同じスケールだけど、体力がある序盤とは比
較にならないね。

神の川園地から2時間なら御の字。

<h3>■<a id=”repo_part4_section3″></a>3.ラスボス撃破</h3>

袖平山まで来てしまえば、あとは700Mで姫次到着

しかも高低差はほぼないので、普通に走れるはず

気力・体力があればね。。

袖平山と姫次の定点を比較すると高低差がないというだけで、途中多少のアップダウンがある。

上りは歩いても、下りで走れれば十分かな。

そういえば、神の川園地からの登りで飲んだ量は、

  ポカリスウェット 250ml×1本
  水780ml (280ml + 500ml)
  
と1リットル程度

山中がほとんどで、日差しを感じなかったからかな。

2時間以上歩いて1リットルで済むとはねえ。

足りないよりはいいが、よくそんなもんですんだな。

塩あめや氷砂糖、ゼリー、グミを口にしてたからというのもあるか。

そしていよいよ

歓喜の時

姫次到着

キタタ━━━━━y=-(゚∀゚)・∵.━━━━━ン!!!

ラスボス撃破

ついに3つ目の峠も登り切った

  1.立石建設~鐘撞山 1.4km 400M 288M 34分
  2.鐘撞山~県境尾根分岐 2.5km 380M 152M 41分
  3.神の川ヒュッテ~日陰沢源頭 2.3km 420M 183M 41分
  4.神の川園地~風巻の頭 2.4km 467M 196M 56分
  5.風巻の頭~袖平山 2.7km 355M 130M 

 

1から5までの高さを全部足すと2022M。

スカイツリー(634M)の3つ分を軽く超える。

実際は、鐘撞山の先と風巻の頭の先に下り部分があるので、純粋な登りの高さとなるとそれ以上になる

まあでも、よく登ったもんだわ。

ドシロウトの分際で。

ここまでの記録

場所 距離 目標 実績
平丸 1.2km ※1 12″00 13″40
分岐右折 2.26km 37″00 38″09
ロード開始 2.9km 46″00 48″15
神の川キャンプ場 8.34km 1’19″00 1’17″15
立石建設 11.19km 1’40″00 1’34″59
鐘撞山 12.59km 2’21″00 2’12″39
県境尾根分岐 15.09km 3’10″00 2’54″20
神の川ヒュッテ 18.59km 4’00″00 3’31″14
日陰沢源頭 20.89km 5’05″00 4’21″14
神の川園地 29.42km 5’59″00 5’31″33
風巻の頭 31.80km 7’15″00 6’28″11
袖平山 34.53km 8’25″00 7’34″15
姫次 35.24km 8’40″00 7’42″40

※1)実際は1.8kmぐらいだと思う

 

Part5へ続く

第20回北丹沢12時間山岳耐久レース(以下、キタタン)参戦記 ~大会レポPart3~

★第一関門から第二関門まで(18.59km~29.42km)

1.給水所にて

神の川ヒュッテの給水所では、まずは水の補給

次の給水所の神の川園地まで、2時間の見積もり

ただ、立石建設からここまで2時間ぐらいだったけど、思ったより背中に背負った水が減らなかった

理想を言えば各給水所でペットボトルの水が完全になくなること

余計な負荷を背負うとそれだけ体力も奪われ、時間もかかる

ただ、初参戦だし、あまりリスクは負いたくない

足りなくなってもどうすることもできない

それなら少しぐらい重くても余分に持って行ったほうがいい

ということで1リットルになるように給水

それと元々買ってあったポカリスウェット(250ml×2本)を合わせて1.5リットルで勝負

ただ、このペットボトルに水を詰める作業に思ったより時間がかかる

立石建設の時は、ピットイン時間3分だったのに

神の川ヒュッテでは、8分半も長居してしまった

結果的に第二関門も通過し、そこそこのタイムでゴールできたが、

このあたりの給水所でのロスタイム削減は、来年以降の課題になるかもしれない

給水所ではバナナを2本もらってリュックに入れていたが、結局たべることはなかった

 

2.中ボス登場

キタタンには3つの山越えがあるが、この第一関門からののぼりは「中ボス」と言われる。
 

 1  立石建設~鐘撞山~県境尾根分岐
 距離3.9km  高低差780M
 2  神の川ヒュッテ~日陰沢源頭
 距離2.3km  高低差420M
 3  神の川園地~風巻の頭~袖平山~姫次
 距離5.8km  高低差823M

文字通り、レースの途中・中盤のボスキャラという意味でそう呼ばれ、突破しなければ「ラスボス」姫次に会うこともできない

中盤の踏ん張りどころであるが、一度給水所でまったりしてしまうとなかなかエンジンがかからないかもしれない。

自分が必要だと思う分、給水・給食・休憩すればいいとおもうが、座り込むのはやめたほうがいいと思う。

座りたい気持ちは痛いほどわかるが、それは第二関門を通過してからのほうがいい。

油断は禁物

第二関門の制限時間は6時間で約30km。

第一関門は20kmに満たないところにあるので、4時間かかるとちょっと厳しい。

第一関門の制限時間は4時間30分なので、それに甘んじていると、この中ボスを軽く撃破するぐらいの走り(登り)が必要に
なる。

自分の場合は、神の川ヒュッテ給水所を後にしたのが、スタートから3時間40分後。

第二関門の制限時間まで2時間20分

ただ、第二関門は神の川園地給水所の先にあるので、神の川園地まで2時間と思っておいたほうがいい。

きわどいなあ。。

戦前の見積もりでは、

  神の川ヒュッテ~日陰沢源頭 登り   2.3km 60分

  日陰沢源頭~神の川園地   やや下り 8.5km 54分

だったので、あまり余裕はない。

ただ、第一関門までの実績を加味すると、

  鐘撞山~県境尾根分岐    登り   2.5km +380M 41分40秒(実績)

  神の川ヒュッテ~日陰沢源頭 登り   2.3km +420M 

登りに関しては、40~45分くらいで行けそう。

鐘撞山から県境尾根分岐の登りと比較して、距離はちょっと短く、高さがちょっと高い。

細かいことを言えば、

  鐘撞山通過直後は平たんな道があって、普通に走れる区間がある

  鐘撞山は立石建設からの通過地点で、登りの後半だけを比較するのはどうか

などいろいろ違いはあるが、うまくいけば日陰沢源頭まで15~20分ぐらい貯蓄ができる。

いざその「中ボス」と対峙してみると、最初は走ろうと思えば走れないこともない傾斜。

普通のロードレースなら結構な坂道だが、キタタンの中にあると緩やかに感じてしまう。

すでに麻痺してきた証拠か

道も「おひとりさま用」ではなく、そこそこ広い。

追い抜こうと思えばいくらでも。

そんな体力も気力もないけどね。

スタート直後ならともかく、この辺まで来ると周りにいる人は同じようなレベルなので、抜きつ抜かれつということはない。

最初のほうが比較的緩やかだった分、後半に一気に来た。

立石建設直後のようなつづら折りではなく、直登が多く、木の階段もたまにあった。

やはり階段となると、すり足で行くわけにはいかないので、少なからず足への負担はかかる。

後々になって大会パンフレットの高低図を見返してみると、神の川ヒュッテ~日陰沢源頭までは反り返ってる。

後半になればなるほど傾斜がきつく、見上げても見上げても頂上にたどり着く気配がない。

上を見ても人

下を見ても人

やっと頂上かと思ったのがボランティアの声がしたとき。

  あと140歩で折り返しです

歩数はウル覚えだが、もう間近だということは分かった。

  歩幅なんて人によって違うだろ

なんてツッコミはここでは無粋で、とにかく「中ボス」攻略まであと少し

その情報だけで十分だった。

時計を見ると11時20分

スタートから4時間20分経過

第二関門突破制限時間まで1時間半以上ある

姫次への挑戦権はほぼ手中にしたと確信した瞬間だった。

待ってろ!ラスボス ( ✧Д✧) カッ!!

ここまでの記録

場所 距離 目標 実績
平丸 1.2km ※1 12″00 13″40
分岐右折 2.26km 37″00 38″09
ロード開始 2.9km 46″00 48″15
神の川キャンプ場 8.34km 1’19″00 1’17″15
立石建設 11.19km 1’40″00 1’34″59
鐘撞山 12.59km 2’21″00 2’12″39
県境尾根分岐 15.09km 3’10″00 2’54″20
神の川ヒュッテ 18.59km 4’00″00 3’31″14
日陰沢源頭 20.89km 5’05″00 4’21″14

※1)実際は1.8kmぐらいだと思う

 

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第20回北丹沢12時間山岳耐久レース(以下、キタタン)参戦記 ~大会レポPart2~

★立石建設から第一関門まで(11.19km~18.59km)

立石建設といっても建設現場があるわけでも事務所的な建物があるわけではない、

と思う。あまりのんびり周りを見渡す余裕はさすがになかった。

とりあえず水をもらって、水を入れる。

今飲むためにも必要だが、これからのために持参していたペットボトルに入れないと。

以前の準備編

  水、食料などザックに入れ

と紹介しましたが、最初から全行程分を持ちあることは愚行かと。

最初の給水所(平丸でなく、実質この立石建設)までの10kmちょっとの間で、給水が必要なければ、スタート時には空のペットボトルを数本入れておければいい。

そして、途中の給水所で、次の給水所までに必要な分を補給する、を繰り返せばいいわけです。

さて、この立石建設の給水所を過ぎると、次の給水所は第一関門でもある「神の川ヒュッテ」。

距離にして7.4kmなので、平地であれば40分ぐらいで着くところだが、780M登って700M降りるので戦前の見積もりでは2時間15分

平地の3倍以上!?

なかなか勇気のいる見積りだったと思う。

そんなにかかるか?

これが仕事で、上司に通常の3倍以上かかります、っていったらまず跳ね返されるだろうな。

根拠を示せと。

————–根拠開始

ベースとなる指標はやっぱり大山かな

  阿夫利神社下社から頂上までの約1.6km
  高低差530M(678M⇒1252M)
  上り45分、下り30分

  1回でも行っておいてよかったとつくづく思う。

それを基にした見積もりが以下

約4kmの登りは間に鐘撞山(かねつきやま)があるので、2つに分ける。

  区間距離 高低差 予想時間
立石建設~鐘撞山 1.4km +400M 40分
  大山より若干短く、高低差も少ない
鐘撞山~県境尾根分岐 2.5km +380M 50分
  大山より1.5倍ぐらい長いが、高低差が少ない
県境尾根分岐~神の川ヒュッテ 3.5km -700M 45分
  大山の倍だが、高低差はさほどない

 

こう見ると、鐘撞山を境に前後半を分けると、ほぼ同じ高低差にもかかわらず、距離が違う。

ということは

  「鐘撞山まで」のほうが「鐘撞山から」より勾配がきつい

ということが言える。

  鐘撞山まで頑張れば、後半多少楽になる

ということをあらかじめ知っておくのと知らないのでは、精神的・心理的にかなり違うと思う。

————–根拠終了

とまあ、もっともらしいことを述べてみたのだが、実際走ってみるとちょっと違う。

詳細はこの後。

実際に走って見て、戦前の予想と大きく違ったのは以下の3点

 

1.前半つづら折り、後半直登

今さらながら、事前に大会事務局から送られてきた地図をよく見ると、立石建設と鐘撞山の間にはつづら折り(ある坂をまっすぐに上るのではなく、左右ジグザグに上っていくこと)の箇所がある。

  つづら折り見本

まっすぐ上るより傾斜が緩やかになるので、比較的楽に上れる。

あくまで比較的。

きついには違いない。

で、鐘撞山からの後半にはつづら折りはない。

つまり真っ直ぐ登る、まさに直登(ちょくとう)。

だから事前に

  「鐘撞山まで」のほうが「鐘撞山から」より勾配がきつい

と言ったが、

  「鐘撞山まで」はつづら折り(一部)
  「鐘撞山から」直登

となっているので、大して変わらんかな。

むしろ直登のほうがきついぐらい。

ということで結論:

  立石建設からの登りは一貫してきつい
  覚悟して登るべし

とはいっても、自分の見積もりでは「県境尾根分岐」まで所要1時間半。

平地なら20kmぐらい走れる時間。

それを距離表示なしっていうのもねえ。。

途中、鐘撞山以外に何か目印ないのかよ、と思って地図からピックアップ。

それを国土地理院で標高と区間距離を調べた。

 場所  スタートからの距離  標高
 立石建設  11.2  500
 右折すると別のコース  11.6  560
 火の用心看板  12.1  735
 鐘撞山  12.6  900
 左折すると別のコース  13.5  934
 県境尾根分岐  15.1  1280

 

ただ、はっきり言って無意味。

夢中になって歩いていたせいか、目印を見つけられず (-_-;)a

山中は、今どこにいてあとどれくらいかはわからないと言ってもいい。

自分なりの所要時間を見積もって、その時間に対して何分経過したから今どの辺にいて、あと何分経ったら登りきると考えるのが得策。

ちなみに「かねつき」というぐらいなので、鐘撞山に近づくと本当に鐘の音がする。

といっても善意で鳴らしてくれる人がいるのだが。

そのため、タイミングによってはあまり聞こえなく、実際自分の時もかなり間際にならないと聞こえなかったので残念ではあった。

ここまでの記録

場所 距離 目標 実績
平丸 1.2km ※1 12″00 13″40
分岐右折 2.26km 37″00 38″09
ロード開始 2.9km 46″00 48″15
神の川キャンプ場 8.34km 1’19″00 1’17″15
立石建設 11.19km 1’40″00 1’34″59
鐘撞山 12.59km 2’21″00 2’12″39

※1)実際は1.8kmぐらいだと思う

2.鐘撞山すぎに普通に走れる区間あり

上の「立石建設から県境尾根分岐までの目印」はあまり役に立たなかったが、

鐘撞山がスタートから12.6kmで標高900Mに対し、

その先の13.5km地点が標高934Mというのが興味深い。

その差900Mあるのに標高差が34Mしかない。

これはどういうことかというと、

  鐘撞山をすぎると軽く普通に走れる区間になる

それまで耐えに耐えて「登る」ことを強いられてきた登山者にとって、

「走る」ということがどれほど快適なことかを思い知らされる。

まるで野に放たれたうさぎ 🐇 のように。

ただ、若干複雑な気持ちになる。

登り切った後ならともかく、ようやく半分。

それなのに下るのかよ。

そうなんです。

鐘撞山をすぎると軽いアップダウンがあり、軽快に距離が稼げる。

ただ、せっかく登ってきたのに下るということは、それ以上に登らなければいけないということで、

  自然に逆らえない自分の無力さを痛感する

わけであります。

ここまでの記録

場所 距離 目標 実績
平丸 1.2km ※1 12″00 13″40
分岐右折 2.26km 37″00 38″09
ロード開始 2.9km 46″00 48″15
神の川キャンプ場 8.34km 1’19″00 1’17″15
立石建設 11.19km 1’40″00 1’34″59
鐘撞山 12.59km 2’21″00 2’12″39
県境尾根分岐 15.09km 3’10″00 2’54″20

※1)実際は1.8kmぐらいだと思う

ここまではいいペースか。

  目標3時間10分

に対して、

  実績2時間54分

16分の貯蓄。山下りに1時間かかっても第一関門4時間切りは達成できる見込み。

結局、立石建設から県境尾根分岐までの「登山」は、

  距離 3.9km
  予想 1時間35分
  目標 1時間25分
  実績 1時間19分21秒

で、なかなかの見積もり精度。

目標よりちょっと短めというのがいい。

立石建設から1時間25分後に登り切れると思っていて、

5分ちょっと早く着いたことになるので、

  え?もう?

となり、ちょっと得した気分になる。

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第20回北丹沢12時間山岳耐久レース(以下、キタタン)参戦記 ~大会レポPart1~

★スタートから立石建設まで(0km~11.19km)

※以下、随所に所要時間が書いてありますが、あくまでも私の場合の予測、目標、実績値で、誰にでもあてはまるわけではないことをご了承ください。

1.まずは平丸まで

スタートからはしばらく舗装された道路

そのあと狭い林道に入り、1列縦隊の渋滞になる 😏

そのため、スタート直後とはいえ平丸まで飛ばして、少しでも縦隊の前に入ろうとする人が多い。

とはいえ、スタート直後に結構な急坂があるのと、これから何時間かかるかわからないことを考えると、なかなかトップスピードというわけにもいかない。

平丸までは13分40秒かかった。

大会パンフレットの高低図を見ると、平丸の位置が1.2km地点あたりに見える。

どうみても1.5kmはないように見える。

いくらスタート直後の急坂を加味しても、1km10分はかからんぜよ。

目検でみても平丸までの距離は怪しいと思って、あらかじめ測量しておいたからいいけど、平丸まで1.2kmと信じていて、時計見たら13分。

自分のペースが遅いのかと思っちゃうよ。

自分の中では、

  平丸までは1.8km、目標タイムは12分

と決めていたので、まあこんなもんでしょ。

ここまでの記録

場所 距離 目標 実績
平丸 1.2km ※1 12″00 13″40

※1)実際は1.8kmぐらいだと思う

2.渋滞の縦隊(しつこいって?)

さあ、ここから約1kmの林道で、高低差が260M

比率として、

  10Mの距離で2.6M上がる

ので、結構な勾配が想像できると思うが、これはほんの序の口。

いわゆる

  3つの峠を上り下り

の1つにも入っていない。

ただ、事前に大山に行っていたので、それよりは楽なはず、と言い聞かせて登っていた。

大山では、

  1.6kmの距離で高低差530M
  (1kmにすると320M)

の上りに45分かかったので、見積もりは25分

実際に平丸から分岐右折までかかったのが24分29秒なので、なかなかの精密さ(自画自賛)

  1キロの上り

というだけで10~15分かと思っていると

  お~い、まだかよ

となるので正確な見積もりは大事。

特に初参加の場合は、まさに右も左もわからないので、景色が変わらない林道は不安だらけ。

距離表示もないので、頼りになるのは所要時間のみ。

  25分たてば登りきる
  逆に、25分たたないと登りきれない

と念じていれば焦りもなく落ち着いていける。

ここまでの記録

場所 距離 目標 実績
平丸 1.2km ※1 12″00 13″40
分岐右折 2.26km 37″00 38″09

※1)実際は1.8kmぐらいだと思う

3.上った後は、下る

といっても急坂を上ったのだから、下りもそれなりに急なはず。

今まで山を避けてきた理由が、

  下りが怖い

の1点。上りはきついけど、スリップしてけがするとか転げ落ちることはない。

それに対して下りは、勢い余って足をくじいたりひねったり、一回転したり、最悪のケースは滑落して。。

  転落者のコメント

保険(山岳保険が必須。受付で一応入りましたか?と聞かれる)がいると知っただけでビビってたからな。

しかも2~3日前から降っていた雨の影響で滑りやすくなっていたので慎重に。

とはいえ、後ろから迫ってくるので、ある程度は大胆に攻める。

まず最初のくだりは、分岐右折からロード開始までの距離推定650M、高低差-170M

上りは1km25分とよんだので、下りは15分にした。
(大山の時、下りは上りの3分の2の時間だったため)

ということで650Mにかかる所要時間は9分と見積もり、実際にかかった時間は10分5秒。

高低差200M(1kmあたり)くらいであれば

  上り25分
  下り15分

で行けそう。

全般的にこれより急勾配であれば時間を増やし、ゆるやかであれば減らした見積もりをたて、

  第二関門通過 6時間
  ゴール    10時間45分

と予測していたので、すでにこれくらいはいけそうな気がした。  

ここまでの記録

場所 距離 目標 実績
平丸 1.2km ※1 12″00 13″40
分岐右折 2.26km 37″00 38″09
ロード開始 2.9km 46″00 48″15

※1)実際は1.8kmぐらいだと思う

“第20回北丹沢12時間山岳耐久レース(以下、キタタン)参戦記 ~大会レポPart1~” の続きを読む

【大会参加】第20回北丹沢12時間山岳耐久レース

4時半起床 😪

寝たのは多分21時ごろ。

7時間半睡眠なら充分かな。

スタート2時間半前の起床で体が動くか多少心配だが、いきなりトップスピードで走るわけじゃないからおそらく大丈夫。

そういえば以前、富士五湖100kmのとき、5時スタートなのに4時半に起きてしまいDNSになった悪夢がよみがえった。

キタタンは7時で助かった。

フルマラソン以上の長距離レースの朝食は、トリプル3と決めている。

やはり基本は 🍙 できれば1個は赤飯など、もち米にすると尚、腹持ちがいい。

もちは今回大福にした。割と大き目の大福が手に入ったので。

甘いものが苦手な人は、切り餅に醤油を付けた磯辺焼きでもいいと思う。

仕上げは 🍌 消化が早く、すぐにエネルギーになる定番。

これらをスタート3時間前から2時間ぐらいかけて少しずつ注入していく。

スタート前に完食できると、6時間耐久レースでも、途中ほとんど何も食べなくてもいけた経験がある。

前日夕食を食いすぎて、胃に残ってると結構つらいので、極力空腹で朝を迎えたほうがいいのはそのため。

スタートは7時。

前回完走者と初参加でも速い人は6時半スタート。

ということは、今年完走して、来年は6時半にスタートできることが目標になるか。

こういう差別は好きだな。燃えてくる 😈

ただ、30分早いと、起きられずDNSになりかねないか心配。。

注)一応、経験者のブログを見ると、スタート時間過ぎても走り始めることはできるらしいが、関門の通過時間は変わらないので、関門ギリギリランナーにとっては厳しくなる。

参加者は1300人ぐらいで、そのうち7時スタートは半分以下の600人ほど。

付添いの人もまばらなので、人をかき分けて移動ということがない。

受付、着替え、荷物預かり、トイレ、どれも移動距離がなく、人も少なくスムーズ。

そんな中、知り合いのHさんに遭遇。

お互い子供が同じ小学校(今は中学校)に通っていて、数年前から顔見知りに。

そんなHさんがサポート役(たしかスイーパーって書いてあったっけな)で来ていた。

誰かに囲まれていたので、知る人ぞ知る有名人なんだろうな。

それもそのはず。

サブ3だし、キタタンもかつて5時間15分で完走したことがある強者。

そんな雲の上の人から声をかけてもらったのが(たしか)

  姫次までがきついよ

でしたが、控え目に

  第二関門通過がギリギリの予想です

と返しておきました。

初参加だし、まずはしっかり第二関門を6時間(できれば10~15分は前倒しで)以内で通過し、姫次行きの挑戦権を取らないとね。

さあ、いよいよスタートだ。

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第20回北丹沢12時間山岳耐久レース(以下、キタタン)参戦記 ~前日移動~

明日は7時スタート
(前年完走者とサブ3は6時半スタート)

ここ湘南地区から行こうとすると、前泊が必要

車で行こうと思えば、圏央道も開通したことだし、
当日移動でも、夜移動してテント泊という手もある

ただ、自分は基本、電車移動なので、相模湖駅から
大会が用意したバスに乗って現地入りする

  位置関係

受け付けは前日か当日

たしかに前日にゼッケンやらいろいろもらっておいたほうが楽といえば楽だが、高々1000人ちょっとの大会なので、当日朝でも混雑はないだろう

それに自腹でバス代払ってまで往復することはないかな

ということで、前日は移動して寝るだけなので、結構気楽

とはいえ、7時スタートから逆算すると

  7:00        スタート
  5:30        相模湖駅発(大会指定バス)
  4時ごろ    起床
  21時ごろ  就寝
  18時ごろ  宿泊先着

 

15時か16時ごろには家を出ようかな

さて、午前中はどうしようかと思っていたら

  そうだ、靴を買うか

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第20回北丹沢12時間山岳耐久レース(以下、キタタン)参戦記 ~準備編Part6~

 

■キタタン参戦記 準備編Part6 買い物リストとリュックに入れるもの

 

キタタンが一般的なロードレースと大きく異なるのは、自分が必要な水や食料を背負わなければいけないということは、準備編Part2で紹介しました。

参考までに、自分が用意したものは、

※実際に走っている間背負うリュックの中身

<食糧>
おにぎり2個
バナナ2本
羊かん1.5本(0.5本×3)

<飲み物>
ポカリ250ml×2
炭酸水500ml×1
空のペットボトル500ml×2
空のペットボトル280ml×1
空のペットボトル210ml×1
空のペットボトル200ml×1

<補助食>
塩レモンあめ
塩レモンゼリー
かき氷グミ
氷砂糖

<その他>
かゆみ止め
トイレットペーパー
替えのTシャツ
ひんやりシート
手袋
ごみ袋
ばんそうこう

 

※走っている間は不要で、手荷物として預けるリュックの中身

ビーチサンダル
おにぎり1個
水500ml
茶500ml(行きの道中で飲みきり)
タオル2枚

 

帽子
Tシャツ
短パン(4ポケット)
CW-X
パンツ
靴下
トレイルシューズ
ミニタオル4枚
日焼け止め
メンタム
時計

 

上記すべてと、当日朝のトリプル3が家から持参するものすべてです。

ポイントは、第二関門からゴールまでに必要な水分を見積り、その量の内訳を決めることです。

キタタンにおいて、無給水が最も長いのが、第二関門からゴールまで(実際は平丸まで)なので、その区間で足りれば全体として足りるこ
とになります。

  多いと余計な負荷を背負うことになる
  少なくて脱水になっては元も子もない

初参戦で全く見当がつきませんでしたが、まあなんとなく

  2.7リットル

内訳は、

  ポカリ500ml
  炭酸水500ml

をあらかじめ買って持っていき、残りの1.7リットルは第二関門の給水所で入れればいいかな。

スタートから第二関門までは2.7リットルもいらないので、スタートから満タンで背負っていく必要はないです。

 

レース後の持ち物評価

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第20回北丹沢12時間山岳耐久レース(以下、キタタン)参戦記 ~準備編Part5~

 

■キタタン参戦記 準備編Part5 目標タイムの設定

キタタンに初めて参加する場合、Part3でも書きましたが、当然疑問に思うのが

果たして自分の実力では何時間でゴールできるのか
そのためには関門を何時間で通過すればいいのか
そもそも関門を通過することができるのだろうか

 

ではないでしょうか。

富士登山競争やハセツネカップなど他のトレイルレースの経験があればある程度目算がたつのでしょうが、トレイルデビューでキタタンに参加する場合、登りと下りで「キロ何分」かかるのか全く見当がつかないと思います。

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