第20回北丹沢12時間山岳耐久レース(以下、キタタン)参戦記 ~大会レポPart3~

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★第一関門から第二関門まで(18.59km~29.42km)

1.給水所にて

神の川ヒュッテの給水所では、まずは水の補給

次の給水所の神の川園地まで、2時間の見積もり

ただ、立石建設からここまで2時間ぐらいだったけど、思ったより背中に背負った水が減らなかった

理想を言えば各給水所でペットボトルの水が完全になくなること

余計な負荷を背負うとそれだけ体力も奪われ、時間もかかる

ただ、初参戦だし、あまりリスクは負いたくない

足りなくなってもどうすることもできない

それなら少しぐらい重くても余分に持って行ったほうがいい

ということで1リットルになるように給水

それと元々買ってあったポカリスウェット(250ml×2本)を合わせて1.5リットルで勝負

ただ、このペットボトルに水を詰める作業に思ったより時間がかかる

立石建設の時は、ピットイン時間3分だったのに

神の川ヒュッテでは、8分半も長居してしまった

結果的に第二関門も通過し、そこそこのタイムでゴールできたが、

このあたりの給水所でのロスタイム削減は、来年以降の課題になるかもしれない

給水所ではバナナを2本もらってリュックに入れていたが、結局たべることはなかった

 

2.中ボス登場

キタタンには3つの山越えがあるが、この第一関門からののぼりは「中ボス」と言われる。
 

 1  立石建設~鐘撞山~県境尾根分岐
 距離3.9km  高低差780M
 2  神の川ヒュッテ~日陰沢源頭
 距離2.3km  高低差420M
 3  神の川園地~風巻の頭~袖平山~姫次
 距離5.8km  高低差823M

文字通り、レースの途中・中盤のボスキャラという意味でそう呼ばれ、突破しなければ「ラスボス」姫次に会うこともできない

中盤の踏ん張りどころであるが、一度給水所でまったりしてしまうとなかなかエンジンがかからないかもしれない。

自分が必要だと思う分、給水・給食・休憩すればいいとおもうが、座り込むのはやめたほうがいいと思う。

座りたい気持ちは痛いほどわかるが、それは第二関門を通過してからのほうがいい。

油断は禁物

第二関門の制限時間は6時間で約30km。

第一関門は20kmに満たないところにあるので、4時間かかるとちょっと厳しい。

第一関門の制限時間は4時間30分なので、それに甘んじていると、この中ボスを軽く撃破するぐらいの走り(登り)が必要に
なる。

自分の場合は、神の川ヒュッテ給水所を後にしたのが、スタートから3時間40分後。

第二関門の制限時間まで2時間20分

ただ、第二関門は神の川園地給水所の先にあるので、神の川園地まで2時間と思っておいたほうがいい。

きわどいなあ。。

戦前の見積もりでは、

  神の川ヒュッテ~日陰沢源頭 登り   2.3km 60分

  日陰沢源頭~神の川園地   やや下り 8.5km 54分

だったので、あまり余裕はない。

ただ、第一関門までの実績を加味すると、

  鐘撞山~県境尾根分岐    登り   2.5km +380M 41分40秒(実績)

  神の川ヒュッテ~日陰沢源頭 登り   2.3km +420M 

登りに関しては、40~45分くらいで行けそう。

鐘撞山から県境尾根分岐の登りと比較して、距離はちょっと短く、高さがちょっと高い。

細かいことを言えば、

  鐘撞山通過直後は平たんな道があって、普通に走れる区間がある

  鐘撞山は立石建設からの通過地点で、登りの後半だけを比較するのはどうか

などいろいろ違いはあるが、うまくいけば日陰沢源頭まで15~20分ぐらい貯蓄ができる。

いざその「中ボス」と対峙してみると、最初は走ろうと思えば走れないこともない傾斜。

普通のロードレースなら結構な坂道だが、キタタンの中にあると緩やかに感じてしまう。

すでに麻痺してきた証拠か

道も「おひとりさま用」ではなく、そこそこ広い。

追い抜こうと思えばいくらでも。

そんな体力も気力もないけどね。

スタート直後ならともかく、この辺まで来ると周りにいる人は同じようなレベルなので、抜きつ抜かれつということはない。

最初のほうが比較的緩やかだった分、後半に一気に来た。

立石建設直後のようなつづら折りではなく、直登が多く、木の階段もたまにあった。

やはり階段となると、すり足で行くわけにはいかないので、少なからず足への負担はかかる。

後々になって大会パンフレットの高低図を見返してみると、神の川ヒュッテ~日陰沢源頭までは反り返ってる。

後半になればなるほど傾斜がきつく、見上げても見上げても頂上にたどり着く気配がない。

上を見ても人

下を見ても人

やっと頂上かと思ったのがボランティアの声がしたとき。

  あと140歩で折り返しです

歩数はウル覚えだが、もう間近だということは分かった。

  歩幅なんて人によって違うだろ

なんてツッコミはここでは無粋で、とにかく「中ボス」攻略まであと少し

その情報だけで十分だった。

時計を見ると11時20分

スタートから4時間20分経過

第二関門突破制限時間まで1時間半以上ある

姫次への挑戦権はほぼ手中にしたと確信した瞬間だった。

待ってろ!ラスボス ( ✧Д✧) カッ!!

ここまでの記録

場所 距離 目標 実績
平丸 1.2km ※1 12″00 13″40
分岐右折 2.26km 37″00 38″09
ロード開始 2.9km 46″00 48″15
神の川キャンプ場 8.34km 1’19″00 1’17″15
立石建設 11.19km 1’40″00 1’34″59
鐘撞山 12.59km 2’21″00 2’12″39
県境尾根分岐 15.09km 3’10″00 2’54″20
神の川ヒュッテ 18.59km 4’00″00 3’31″14
日陰沢源頭 20.89km 5’05″00 4’21″14

※1)実際は1.8kmぐらいだと思う

 

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3.試練の林道

コース攻略図は穴が開くほど見たつもりだったが、ちょっと勘違い。

日陰沢源頭からすぐに舗装路かと思っていた。

実際は下りではあるがトレイルは続く。

距離にして1キロちょっと。

それを過ぎると急に道が開け、右にトンネルが出てくる。

地図上にも明記されている「犬越路トンネル」で、スタートから22.22キロ地点

これを過ぎると、ようやくトレイルではなく舗装路になり、

しかも緩やかな下りなので、かなり飛ばしていけるはず

と思ってた。

ま、確かに山中よりは格段に走りやすいが、一般的な道路ではない。

車両は通れないなあ。

ということはこのあたりでリタイヤしても収用車はこないと思われる。

第一関門でぎりぎりの場合は、おとなしくそこでやめたほうがいいだろう。

無理に第二関門に向かって、結果としてだめでも自力で神の川園地までいければいいが、林道の途中で白旗あげても迎えには来てくれそうにない。

なんとなく参加者数の少なさと、完走率の高さの理由がわかった気がする。

この林道は、終始下り基調。

念のため国土地理院のWeb地図で調べたが、どこを切り取っても標高は下がり続けた。

 

日陰沢源頭 20.9km 1000M
犬越路トンネル 22.2km 960M
矢駄尾根分岐 24.5km 870M
椿の木橋 25.9km 810M
広河原 26.8km 780M
神の川園地 29.4km 610M

 

事前に調べた目印はほとんど役に立たなかった。

相変わらず。。

あんな大きな犬越路トンネルでさえ見逃しそうになった。

あまり気にするなってことだろうけど。。

公式ポイントである「広河原」でさえ、わからなかった。

結構ヘアピンカーブだからすぐわかると思ったけどな。

逆にこの林道では、大会側が用意したと思われる距離表示があった。

それも3つも。

  1.第二関門まであと4キロ(25.4km地点)
  2.第二関門まであと2キロ(27.4km地点)
  3.第二関門まであと1キロ(28.4km地点)

やっぱり、第二関門が山場だからね。

その関門突破のため手遅れにならないように、3度時間調整することができるということか。
関門突破に対して心配はなかったが、
現在地が確認できたのはよかった。

対ラスボスのために体力温存で、それほどペースを上げなかったので、若干気にはなってた。

スタートから立石建設までは

  完全に舗装された一般道

で車両も通行可能。

いわゆる○○ロードレースで走るようなコースと同じ感じ。

砂利や岩もなく、まして小川を横切ることはない。

ところが、この犬越路トンネルから神の川園地までは

  舗装はされていないところが多い

  車両通行不可

  砂利や岩あり

  小川を横切ることあり

  コース自体が小川

しかも山中と違って、陽を遮る木々はなく、割と暑さも感じる。

意識してペースを落とそうと思ったというよりは、

自然と足が止まる。

止まって、歩いて、また走る

の繰り返し。

結局、舗装路(と言われている)開始からの所要時間は、7kmの56分

犬越路トンネル~関門まであと4キロ
3.2km 29″53 燃料補給に時間かけた
関門まであと4キロ~あと2キロ
2.0km 11″20 ここは普通のペース
関門まであと2キロ~あと1キロ
1.0km 11″37 無理せずペースダウン
関門まであと1キロ~給水所
0.8km 4″01 ここは完全舗装で快適だった

 

意外にもキロ8分かかった。

まあ、でも給水所に12時半までに到着できたのはよかった。

第二関門突破することは、スタート前のHさんとの公約でもあったし。

 

4.いざ姫次へ

そのHさん、神の川園地の給水所にいた!

どこかにはいるだろうと思ったけどね。

軽くあいさつを交わして、給水&給食。

なにせここからは公式の給水所はない。

姫次に私設エイドはあるものの、あまりあてにしないほうがいい。

ということで、ここから距離にして15キロ、4~5時間かかると思われる峠越えに必要な水を背負う。

自力で運ぶので、多すぎても負担。

少なすぎて脱水になったらこれまでの苦労が。。

その辺のさじ加減は初参加者には難しいが、

  2.7リットル

で勝負

ポカリスウェット 250ml×2本
炭酸水 500ml×1本
1.7リットル(5本に分散)

 

あとは、

  羊かん、塩あめ、バナナ、おにぎり、氷砂糖、グミ、ゼリー

を背負っていざ出陣 ヽ(`Д´)ノ

ここまでの記録

場所 距離 目標 実績
平丸 1.2km ※1 12″00 13″40
分岐右折 2.26km 37″00 38″09
ロード開始 2.9km 46″00 48″15
神の川キャンプ場 8.34km 1’19″00 1’17″15
立石建設 11.19km 1’40″00 1’34″59
鐘撞山 12.59km 2’21″00 2’12″39
県境尾根分岐 15.09km 3’10″00 2’54″20
神の川ヒュッテ 18.59km 4’00″00 3’31″14
日陰沢源頭 20.89km 5’05″00 4’21″14
神の川園地 29.42km 5’59″00 5’31″33

※1)実際は1.8kmぐらいだと思う

 

Part4へ続く

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