■キタタン参戦記 準備編Part4 キタタンコース攻略
ある程度の高低図は、以下大会要項に載っていますが、
より詳細に調べると気分的に楽になります。
一般道の場合は、GoogleMapを使えばある地点と別の地点の距離、その間の標高や高低差がわかります。
ただ、キタタンの大半を占める未舗装の林道には対応していません。
というより、道が表示されません。
そこでどうするかと言いますと、国土地理院のWeb地図を使います。
なぜそんなことをするかと疑問に思う方がいると思いますが、キタタンが他のロードレースと違うところが
半端ない高低差がある
ということです。
河川敷の大会の場合ほとんど高低差はありませんし、
皇居を走ってもせいぜい数十メートルです。
1キロの区間で100M以下の上りであれば、あえて調べることはないかもしれません。
ただ、キタタンは、
3.9キロ で 780M 登る(立石建設~県境尾根分岐)
2.3キロ で 420M 登る(神の川ヒュッテ~日蔭沢源頭)
5.1キロ で 822M 登る(神の川園地~袖平山)
という3つの峠があります。
それらがどの程度の勾配なのか、3つのうちボスキャラはどれかを見極めるため、
1キロ当たりの高低差
を計算して比較していきます。
しかも、準備編Part3でも書きましたが、
上り一辺倒ではなく、途中下ってまた上る
という箇所があるため、局地的に跳ね上がっているところがあります。
また、ある登り区間で、
前半の傾斜がきついが、後半の傾斜は前半ほどではない
ということを知っておくと、
前半頑張れば、後半多少は楽になる
と、心構えが全然違ってきます。
キタタンの上りはまさに「登り」で、心理戦でもあります。
楽になる要素は1つでも多い方がよく、
苦になる要素は1つでも少ない方がいいです。
1度でもキタタンを経験していればある程度はコースについてわかるでしょうが、それでも振り返って
いやあ、きつかった。全体的に。
となり、具体的にどこがどのようにとなると覚えていないものではないでしょうか。
毎年参加される方は、自分のこだわりに合わせたMy高低図を作成してもいいかもしれません。
ちなみに私の場合、時間がなかったので、「高低図」ではなく「高低表」になっています。