第20回北丹沢12時間山岳耐久レース(以下、キタタン)参戦記 ~準備編Part6~

 

■キタタン参戦記 準備編Part6 買い物リストとリュックに入れるもの

 

キタタンが一般的なロードレースと大きく異なるのは、自分が必要な水や食料を背負わなければいけないということは、準備編Part2で紹介しました。

参考までに、自分が用意したものは、

※実際に走っている間背負うリュックの中身

<食糧>
おにぎり2個
バナナ2本
羊かん1.5本(0.5本×3)

<飲み物>
ポカリ250ml×2
炭酸水500ml×1
空のペットボトル500ml×2
空のペットボトル280ml×1
空のペットボトル210ml×1
空のペットボトル200ml×1

<補助食>
塩レモンあめ
塩レモンゼリー
かき氷グミ
氷砂糖

<その他>
かゆみ止め
トイレットペーパー
替えのTシャツ
ひんやりシート
手袋
ごみ袋
ばんそうこう

 

※走っている間は不要で、手荷物として預けるリュックの中身

ビーチサンダル
おにぎり1個
水500ml
茶500ml(行きの道中で飲みきり)
タオル2枚

 

帽子
Tシャツ
短パン(4ポケット)
CW-X
パンツ
靴下
トレイルシューズ
ミニタオル4枚
日焼け止め
メンタム
時計

 

上記すべてと、当日朝のトリプル3が家から持参するものすべてです。

ポイントは、第二関門からゴールまでに必要な水分を見積り、その量の内訳を決めることです。

キタタンにおいて、無給水が最も長いのが、第二関門からゴールまで(実際は平丸まで)なので、その区間で足りれば全体として足りるこ
とになります。

  多いと余計な負荷を背負うことになる
  少なくて脱水になっては元も子もない

初参戦で全く見当がつきませんでしたが、まあなんとなく

  2.7リットル

内訳は、

  ポカリ500ml
  炭酸水500ml

をあらかじめ買って持っていき、残りの1.7リットルは第二関門の給水所で入れればいいかな。

スタートから第二関門までは2.7リットルもいらないので、スタートから満タンで背負っていく必要はないです。

 

レース後の持ち物評価

前日移動

第20回北丹沢12時間山岳耐久レース(以下、キタタン)参戦記 ~準備編Part5~

 

■キタタン参戦記 準備編Part5 目標タイムの設定

キタタンに初めて参加する場合、Part3でも書きましたが、当然疑問に思うのが

果たして自分の実力では何時間でゴールできるのか
そのためには関門を何時間で通過すればいいのか
そもそも関門を通過することができるのだろうか

 

ではないでしょうか。

富士登山競争やハセツネカップなど他のトレイルレースの経験があればある程度目算がたつのでしょうが、トレイルデビューでキタタンに参加する場合、登りと下りで「キロ何分」かかるのか全く見当がつかないと思います。

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第20回北丹沢12時間山岳耐久レース(以下、キタタン)参戦記 ~準備編Part4~

 

■キタタン参戦記 準備編Part4 キタタンコース攻略

ある程度の高低図は、以下大会要項に載っていますが、

  北丹沢12時間山岳耐久レース ホームページ

より詳細に調べると気分的に楽になります。

一般道の場合は、GoogleMapを使えばある地点と別の地点の距離、その間の標高や高低差がわかります。

ただ、キタタンの大半を占める未舗装の林道には対応していません。

というより、道が表示されません。

そこでどうするかと言いますと、国土地理院のWeb地図を使います。

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第20回北丹沢12時間山岳耐久レース(以下、キタタン)参戦記 ~準備編Part3~

 

■キタタン参戦記 準備編Part3 キタタン詳細情報

ある程度の情報は以下大会要項から入手できますが、

  北丹沢12時間山岳耐久レース ホームページ

やはり体験者の声に勝るものはありません。

それで数多くのブログやYouTubeを検索しまくったわけですが、まとめると以下3点になります。

 

残念ながら「ブログや大会レポに残そう!」と意気込む方は、たいてい自分比で相当速い人が多く、

  10時間以上かかりました
  関門に引っかかってリタイヤしちゃいました

というランナーはあまり見つけられませんでした。

ま、そりゃそうですよね。

自分の記録を手間暇かけて他人に公表するというのは、一種武勇伝みたいなものですから、上位何%かに入るようなある程度速い人が多いですよね。

そんな他人様の「ありがたきお言葉」を自分なりにまとめたのが以下3点です。

1.耐えて登り、ロードと下りは遅くても走る

これこそがキタタン完走者の率直な感想だと思います。
割と多くのブログで見受けられました。

上り、ここではあえて「登り」と修正しますが、長いです。
はっきり言って長いです。

ただ、ここは「永い」と修正はしません。永遠ではないです。
いずれは登りきるときが来ます。

いずれは登りきるときが来ます。
大事なことなので2度書きました。

その時を待ちわびて、ひたすら耐えて登ります。

登り部分は総計11キロぐらいで、全体の4分の1です。
この区間を歩いてしまうのはしょうがないです。
というより歩くのもつらいです。
ただ、それ以外の区間は頑張って走ろう、ということです。

ロードというのは最初の方なので、体力的にも元気な時間帯です。
また、下りに関しても、登りとは使う筋肉が違うのか、ある程度は走れます。

2.完走タイムの目安は、平地のフルマラソンの倍

これから参加してみようと思っているランナーにとって、一番気になるのが、

果たして自分の実力では何時間でゴールできるのか
そのためには関門を何時間で通過すればいいのか
そもそも関門を通過することができるのだろうか

 

でしょう。

平地のロードレースであれば、それまでのご自身の経験からある程度計算が立ちます。

体調、気温、日照時間、高低差で多少左右されることはあるでしょうけど、よく言われるのが、

  フルマラソンは10キロのタイムの4.8倍
  フルマラソンはハーフマラソンのタイムの2.1倍

ですが(出典なしです。あくまでも目安で。。)、山岳レースの場合どれだけ上乗せすればいいのか。

すべてのブログに「平地のフルマラソンのタイム」が掲載されていたわけではないので、サンプル数は少ないですが、

  平地のフルマラソン キタタン完走タイム
ハンサムネコさん 3時間6分00秒 5時間56分59秒
三姉妹の父さん 3時間17分 5時間25分03秒
どんぐりさん 3時間27分24秒 7時間12分25秒

となり、概ね平地の倍かなと。

いいたかったところですが、サンプル数が少ないし、「三姉妹の父」さんに関してはトレイルが主なので、フルの倍よりはるかに速い。。

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第20回北丹沢12時間山岳耐久レース(以下、キタタン)参戦記 ~準備編Part2~

 

■キタタン参戦記 準備編Part2 キタタン特記情報

基本的な情報は以下を参照していただくとして、

  北丹沢12時間山岳耐久レース ホームページ

強調することや補足を以下に記載します。

1.12時間走り続けなければいけないわけではない

大会名が「12時間山岳耐久レース」となっているので勘違いするかもしれませんが、

  12時間の間でどれだけ長く走れるか

ではなく

  44キロをどれだけの時間でゴールできるか

であり、制限時間が12時間ということです。

2.累積高低差はスカイツリー3つ分

上記大会要項にも

  3つの峠を越え

と書いてありますが、峠の高さは

  800Mが2つ、400Mが1つ

スタートとゴールが同じところのため、
上った分は下りなければいけなく、

  2000M上って、2000M下る

となります(実際にはもう少しあります)。

東京スカイツリーの高さが634Mなので、単純に言うと

  東京スカイツリーを3回上って3回下りる

と言っても過言ではないでしょう。

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第20回北丹沢12時間山岳耐久レース(以下、キタタン)参戦記  ~準備編Part1~

 

■キタタン参戦記 準備編Part1 キタタン参加の経緯

今年(2018年)のサクラの咲くころ、神のお告げがあった。

  北丹沢に行け

それまで大会検索をしていても「トレイル」や「山岳」という名前はスルーしていた。

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